ステッド様 大阪・東京オフィス移転に伴う内装デザイン工事
→創業者のルーツである製材所の木材を活かした賑わいのあるオフィス
目的
- 従業員への仕事に対する想いや理念を周知。
- 職種や拠点を超えた協力体制。
導入前の課題・ニーズ
- ルーツである製材所の「狂いのない」という考え方を社内外に伝えたい。
- 立場や職種に関わらず、気軽に会話ができ、協力し合えるワイガヤ文化を実現。
- 他拠点とよりインタラクティブな連携。
ソリューション
- 部署毎のレイアウトではなく、様々な垣根を超えたコミュニケーションが可能なフリーアドレスとした。
- ルーツである製材所の木材を活用した様々なタイプの什器を製作し、業務内容に合わせてエリアや場所を選択できる計画。
- 間仕切壁には木材が際立つようにLGS下地現しとして、空間に対してアクセントとなるようにした。
- 大阪本社オフィス⇔東京オフィスの拠点間をTeamsRoomsで常時接続しリアルタイムで意見交換ができる大型モニターの設置。
ポイント
- 「狂いなく/正確に」「のびのび/自由に」「コツコツ/真面目に」「突き抜ける/実直に」「ちょうどよい」というコンセプトでエリアを分け、〈真っ直ぐで狂いの無い製材〉〈加工をしていない耳付の無垢材〉〈年輪が見えるウッドタイル〉〈力強く伸びた太い丸太〉といった木材を、それぞれのコンセプトとリンクさせて什器を製作した。
- 大阪と東京の2拠点を同時に、空間デザインとICT設備設計施工を一社で実施することで、コストを抑え工期短縮ができた。
導入後の成果
- 製材所の木材を使った什器やエントランスに企業理念や製材所の写真を設けたことで、社内外に様々な想いを浸透させることができた。
- フリーアドレスとして、多種多様の場を設けたことで、社内の議論が活発になった。
担当者の声
大阪本社オフィス、東京オフィスのご移転で内装デザイン工事からITインフラの完備までを一括でご依頼いただきました。
社長様のルーツである藤田製材所の木材を使用した什器を制作し、既製品では出せないオリジナリティ溢れるオフィスに仕上がりました。
4つのコンセプトをもとに、製材を均一に並べたデスク、耳付き無垢板のフリーアドレスデスク、年輪の見えるカウンターや丸太を用いたベンチ等を設置することでそれぞれのコンセプトにあった空間を実現いたしました。
(大阪オフィス セールスSec.2 R.H)
(東京オフィス セールスSec.2 K.T)
大阪オフィス
東京オフィス
Credit
設計 アンダーデザイン 川出隆太郎、鈴木康平
撮影 タコスタジオ桂秀也(大阪本社オフィス)、sana kondo(東京オフィス)
お客さまの声
株式会社ステッド
藤田博久様
まもなく設立から50周年。会社そのものにも大きな転機が訪れようとしています。これからの新しい時代に向けて、会社全体の職場環境を大きく見直し、あらためて会社のコンセプトや向かうべき方向を定めなおす礎石として、今回内装を依頼いたしました。「狂いがない」と評判であった創業者が生まれた製材所の木材をふんだんに使った多種多様な什器からは、ほっとする木の香りがします。また、個人ブースやカウンター席、ソファー席など、景色もそれぞれ違うように設計して頂いたおかげで、風通しのよい環境になりました。今まで会話のなかった部門の違うメンバー同士にも会話が生まれ、生産性向上への効果を実感しております。ご提案いただきありがとうございました。
Company Profile
株式会社ステッド
所在地 〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町2-6-6 塩野・日生ビル7F
設立 1976 年12 月15 日
事業内容 システムインテグレーション事業